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こんなお悩みありませんか?
- ● 顔のシミが目立つ。
- ● シミが増えてきた。
- ● なかなかシミが治らない。
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年齢とともに悩みが広がってくる、顔についた汚れのように嫌なシミ。聞けばパッとその状態がイメージできますが、実はいくつもの種類があるのをご存知でしょうか。代表的なものとして、肝斑(かんぱん)があります。左右対称にできる、目のまわりを避けるようにしてほほ骨あたりにできる、輪郭がはっきりしない、色が抜けたように見えるといった特徴があります。広範囲にできて治りにくい、というのも嫌なところです。
肝斑は、さらにいくつかのタイプに分類できます。
肝斑1 | ほほ骨からその下にかけて、両側にもやのかかるように広がっているシミ。 |
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肝斑2 | ほほ骨に沿い、左右対称に描いたような線状のシミ。 |
肝斑3 | ほほ骨から目尻の下にかけて広がる、小さなシミ。 |
肝斑4 | ほほ骨に沿う形で、左右の位置や大きさが異なるシミ。 |
同じくシミの種類として多く見られる、紫外線による日光性黒子(老人性色素斑)と似ているので、自分では肝斑と判断しにくいものです。ただし日光性黒子は加齢に伴い発症しますが、肝斑は30~40歳代での発症が中心になります。逆に高齢になると、薄くなったり消えていくことがあります。
30代からのミドルエイジの女性を悩ます肝斑。その原因は、紫外線とホルモンバランスの乱れによるものとされています。 紫外線の影響を耳にすることは、多いはずです。大きく関係する色素がメラニンで、これが紫外線を多く浴びることで過剰に生成され、シミへとつながります。肌のターンオーバーの乱れも強く影響するため、年齢が高くなるとシミができやすくなるのです。
しかし肝斑ができるのには、女性ホルモンの方がより深く関係するとされています。 理由として、妊娠や経口避妊薬の服用を機に現れるケースが非常に多いからです。生理や更年期で、ホルモンバランスの乱れを感じた際にできたという報告も目立ちます。他にもストレスや、体への過度な刺激もホルモンバランスに影響します。またシミの悩みがあることでいっそう精神的なストレスがたまり、さらなる症状の悪化へとつながっているのではないかという指摘もあります。
シミの診察は、その種類の特定からです。肝斑の他にも日光性黒子、ここでは触れていない炎症後色素沈着など、シミにはいくつもの種類があり、治療法もそれぞれ違うからです。また複数の種類が発症している場合もあります。肝斑の治療は、トラネキサム酸を主成分とした内服薬が効果的です。原因がホルモンバランスの乱れによるところが大きいため、治療とともに睡眠や食生活、ストレスをためない生活を送ることも大切です。
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