ニキビ
こんなお悩みありませんか?
- 大人になったのに、ニキビができる。
- ニキビ跡が気になる。
- 肌荒れがある。
ニキビの症状と種類
ニキビと聞くと、「見た目が悪い」とほとんどの人が考えるはずです。 思春期を中心に多くの人が経験するので、病気とはあまり考えないかもしれませんが、毛穴が炎症を起こしている肌の疾患です。 一時的なものならまだしも、炎症がひどい場合には跡が残り、苦痛がずっと続くことになります。 ニキビはおでこ、鼻、頬、顎といった顔のあらゆる部分にできます。顔の前面にできるのも、悩みを深くする理由です。 ニキビには「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」といった、色による三つの種類があります。それぞれの状態見ていきましょう。
- 白ニキビ
- 毛穴に皮脂や老廃物がつまり、盛り上がった状態です。
- 黒ニキビ
- 皮脂が酸化を起こし、黒くなっている状態です。ニキビ跡が残りやすくなります。
- 赤ニキビ
- 炎症がはっきりと見てとれる状態です。しみ、しわにもつながっていきます。
白→黒→赤と、重症度が違ってくるのがわかるでしょう。 赤ニキビの炎症がさらにひどくなり、膿が出てくる状態もあります。
原因は?
ニキビには多くの原因が知られますが、できる場所によっても大別できます。
たとえばおでこだと、ホルモンバランスの乱れが考えられます。同じく面積が広い頬の場合は、皮脂の過剰分泌や脂質の取り過ぎ、ストレスなど複数の原因があります。顎にできる場合は、胃や腸の不調も影響しているかもしれません。スキンケアやアレルギーといった原因もあります。
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- 原因①
- ホルモンバランス
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- 原因②
- 消化器系の不調
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- 原因③
- アレルギー
「アクネ菌」という菌も、ニキビの原因菌として覚えておきたいものです。
ただしアクネ菌そのものは悪性の菌ではなく、私たちの体に普通にある常在菌です。これが異常な増殖をしてしまうと、ニキビのトラブルにつながってしまいます。
思春期と成人してからでも、原因は違ってきます。
思春期は皮脂の過剰分泌が大きな原因でが、大人になってからだと生活習慣の乱れや誤ったスキンケアが強く影響してきます。
診察と治療
ニキビは医学的には、「尋常性ざ瘡」という名前がついています。
病院に行っての治療まではなかなかしないものでしたが、最近は医療技術の進歩が知られ始め、病院に通う人も増えています。
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- 治療法①
- 一人ひとりに 合わせたケア
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- 治療法②
- 薬物療法
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- 治療法③
- アレルゲンの対策
さまざまな原因が考えられるため、それを踏まえた外用薬、抗生剤内服、漢方薬などの治療法を、お一人おひとりに合わせておこないます。 なるべくなら、初期の白ニキビ段階で治療をするのが望ましい疾患です。